サークルはどこでも見られるわけではありません。今わかっていることは、
①広~~い砂地であること
②外海ではないこと
③ある程度の水深のある所
そして、最大のミステリーが『奄美でしか見つかっていない』こと。そう、世界中どこを潜ってもここ奄美でしか見れないんです!
それは国立博物館の魚類分類学者の先生や研究者の間で確認されている事実です。
世界で奄美大島だけにしかないって、スゴイでしょ。
色んな方がこのニュースを聞き奄美に訪れました。そして研究の結果、このフグは『シッポウフグ』の仲間であり、見つかったのは世界で奄美大島が初めてであることが判明!2014年には『アマミホシゾラフグ』と名前が正式につきました。
そして、体長15cmにも満たない小さなフグが、直径2mほどの大きなサークルを作っていることがわかったんです!!すごい労力・・・
まだ謎は続きます。一体何のためにこんな物を作るのか?
日本のNHKやイギリスのBBCなど色んなメディアがミステリーに挑戦し、結果わかったことは『オスがメスのために産卵場所を作っている』ということでした。
でも数あるサークルの中でメスに選ばれるサークルと選ばれないサークルがあったり、途中で作るのを辞めてしまったり、波の数や大きさが違ったり・・・
何かが判明すればするほど謎は増えていきます。
でも、謎が残っていた方が人間には興味が沸くかも!
小さなフグが、世界を驚かすミステリーサークルを作っていたこの新事実!
大潮になるとメスがどこからともなく現れ、産卵して去っていきます。
ミステリーサークルを頑張って作っている瞬間や必死に卵を守って世話をしている姿、ぜひご自身の目で確かめに来て下さい!
シーズン期間中でも見れる確率の上がる潮回りがあります。
アマミホシゾラフグが砂を掘っているところが見れたらラッキー!
ミステリーサークルが綺麗な時(予想) |
3月24日~26日 4月8日~10日 4月23日~24日 5月8日~10日 5月23日~25日 6月7日~9日 6月21日~23日 |
上記以外でも見れますが、サークルの模様がはっきり綺麗な時が上記となります。
ファンダイビングでミステリーサークルの見られるポイントに行きます。
ここ数年のミステリーサークルの動向をみるとまだ水温が低い3月から5月で観察がしやすくなっています。
※ミステリーサークルは水深30m付近の砂地で距離があり透視度が落ちることも多いため、以下のルールによりご案内いたします。
※海況が悪いなどの原因でミステリーサークルのあるポイントに行かない場合もあります
※事前にリクエストをいただけますと行ける確率が上がります(予約フォームのご要望欄にリクエストの旨をご記入ください)