今日は写真をたくさん交えてストーリー仕立てでお送りいたします。
さて、今日の朝早くザーザー雨の音で目が覚め、「あー、結構降ってる・・・」。
寝ぼけて2次睡眠におちいり、アラームで目が覚めるとまだザーザー。
海の状況を気にしながらも港に行き、いざ出航!
山から流れてきた濁った水が、海を覆い始めています。
1本目のポイント、スモール美波に着くと、真っ茶っ茶。。。
エントリーすると水面は濁りで30センチ先も見えませんが・・・^^;
でも、たいていそんな時は水面1mくらいのみ。先行していくときれいな水のなか潜ることができます。
水の層が上下にくっきり!
下から吐いた泡が水面の濁った水をよけます。
台風の目みたい・・・
南の島でこんな光景なかなか見ることはありません。
・・・ん?でも、なんかこういう光景見たことある・・・・
!
流氷を下から見た光景そっくりだ!
そう思った瞬間から水面を見上げるのが楽しくなりました。
先行していくと下の透明度は良いけど、水面が暗い濁った水で覆われているので水中は暗い・・・
もう10時なのに夜と勘違いしてか、コロ助(コロダイ)がまだ寝ていました。
暗いから手ぶれまくり
離れ根に着き、前回食われて激減していたスカシテンジクダイがまた増えてきていました。
手ぶれはごめん
のどちんこホールにまた増えてきたスカシテンジクダイ
水中生物の産卵がたくさん行われているなか、岩にはこんなものも付いていました。
さて、これなんだか分かりますか?
実は、ウミウシの卵なんですよ。
さらに少し離れた根では、ヨスジフエダイとノコギリダイの子供たちの群れ、そしてタテジマキンチャクダイの子供が見られました。
さらに、ミノカサゴの子供まで。
ミノカサゴの子供は小さい時ピンク色しているので、とってもカワイイんですよ。
さ、時間もいいぐらいになってきたので、浮上開始。
んー、奄美の擬似流氷ダイビングもええもんやったのー。
特別な雰囲気に、ちょっと名残惜しささえ残りました。
2本目は、中部の奄美一大ポイント、『美波』へ!
潮が止まってましたが、今日もm級のロウニンアジが見れましたよ!(写真には撮れず)
天気が悪かったから暗かったですが、透明度は良かったので晴れていたら今日の水中は結構見えていたでしょうね。
いつもきれいなウメイロモドキの群れの一部
ムレハタタテダイのチラチラダンスもきれいでした
早く梅雨終わらないかな。
(エンドレスブルー 高見)